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6月19日(日)は父の日ですね。

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もう贈り物は決まっていますか?

父の日プレゼントランキングでは、ダントツでビールが人気のようですが、やはりお父さんはアルコールをもらって喜ぶという構図がどこの家庭でも定着している証拠ですね。

テレビでも連日プレミアムビールのCMがじゃんじゃか流れていますし、それを見ていたら、確かに飲みたくなってしまうのもうなずけます。

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3年ほど前に、スウェーデン人の家族と話す機会がありました。

それはちょうど母の日の3日後。

日本では、「母の日」は5月の第2日曜日ですが、偶然にスウェーデンも同じ日に行われているとのこと。

でも、「父の日」は違いました。スウェーデンでは11月の第3日曜日に行われていて、「母の日」ほどメジャーではないとのこと。

「日本でも、スウェーデンでも、原始女性は太陽だった」とは言っていませんでしたが、〈女〉の方がより大切にされているのだとかなんとか、ごにょごにょと言われて、スウェーデンでは男女平等、男性も女性も公平なんじゃないか?と複雑に感じたのもあって、「父の日」のことは、それ以来気にはなっていました。

大体、「父の日」という習慣はいつごろからあるのでしょうか?

今回、まとめて調べてみることにしたところ・・・、

「父の日」と「母の日」は、歴史的にみると古いのは「母の日」で、現在のような形式になったのは1907年5月8日、アメリカのバージニア州の教師であったアンナ・ジャービスが、自分の母の命日に白いカーネーションを霊前に手向けたところ、これが感動を呼び、その後「母の日」という体裁を取って広まったと言われています。

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「父の日」も、1910年6月19日に、アメリカのワシントン州で、ソノラ・スマート・ドッドという女性により「母の日があるなら、父にも感謝する日を作りましょう。」と提唱され、始まったと言われています。

どちらもアメリカが発祥、そして提唱者が女性であることも面白いと思います。

日本では、1950年以降、第2次世界大戦が終わって、世の中がちょっと落ち着いたころから、アメリカと同じ日にするという習慣が根付き始めたようです。

意外に短い歴史だったのですね。

それでは、他の国々の「父の日」はいったい何月何日なのでしょうか?

世界の父の日

イギリス:アメリカ、日本と同じ6月の第3日曜日。

イタリア:3月19日。カトリックの国であるイタリアでは、イエスキリストの養父であるサン・ジョゼッペの祝日(3月19日)がそのまま父の日になっています。

ドイツ:5月のキリスト昇天祭が父の日。日にちは毎年変わります。お父さんに感謝を表す日という以外にも、お父さんたちが友人同士で集まって楽しむ日でもあるそうです。

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フィンランド:スウェーデン、デンマーク、ノルウェーも同じ11月の第2日曜日。

オーストラリア:9月の第1日曜日。

台湾:8月8日。88と書いてパパと呼び、パパの日だそうです。語呂合わせ?おもしろいですね。

そしてお隣の韓国では、5月8日が「父・母の日」と、両親どちらにも感謝の気持ちを表す日となっています。

これも、合理的で、ちょっといいなと思います。

「母の日」は何となく花を贈るということが定着していることもあるけれど、盛大で華やかなのなイメージがあるのに対し、「父の日」は、お疲れさま~的に、ビールやお酒、好きな食べ物などをプレゼントされる、ちょっと現実味が強い日であるように思うのは私だけでしょうか?

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実際、「父の日」で検索をかけると、「ビール」「ワイン」「焼酎」「グルメ」といった言葉がずらりと並びます。

食べたり、飲んだりで、上機嫌になるというのが、世の男の常なんですねー。自分もそうですが(苦笑)

でも、「母の日」のカーネーションのように、「父の日」に贈るべき定番とはいったい何なのでしょうか?

これも、調べてみると面白いことがわかりました。

まず、贈るべき「花」については、「父の日」を始めて提唱したジョン・ブルース・ドット婦人が、父のお墓に白いバラを捧げた事から、父が健在であれば、「赤いバラ」を、亡くなってからは、「白いバラ」とされています。

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白いカーネーションではないんですよー!!

また、日本では、日本ファザーズ・デイ委員会なるものがあり、父の日には「黄色いリボンを贈るよう」推奨しています。

なぜなら、古来、イギリスでは「黄色」は身を守る為の色とされており、この考えがアメリカに渡り、「愛する人の無事を願うもの」となって、さらに「父の無事の帰りを願うもの」となったとされています。

しかしながら、日本ではバラや黄色いリボンを贈るという文化は浸透しておらず、また、バラや黄色いリボンが欲しいというお父さんはなかなかいませんよね。

確かに、黄色いリボンをもらって、それをネクタイの代わりにするとか、カバンに着けるとか、聞いたことも見たこともありませんし、したくないことだと、(勝手ながら)個人的に思います。(黄色い蝶ネクタイが似合う人なんてそういないでしょうし。)

そんなこんなで、大々的に定番を謳うものが今一つしっくり来るものがないために、お酒や食事・財布・時計等お父さんの好みに合わせて「日ごろの感謝の気持ちを込めて」プレゼントを贈るのが良い、と言うようになったのだと思います。

いつも、こんなお祝いごとのある日を考えると、やはり自分の作っている象嵌を贈ってもらえないかな・・・と考えてしまいます。

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象嵌屋なので、仕方ないですが、人の喜ぶものを作るのがやはり一番楽しいものなので、ついついとそう考えてしまうのです。

ビールや焼酎もいいけれど、お父さんの好きなものをアートにして贈ったら、どんな顔をするのかな、なんて想像してみてください。

お父さんだから贈ってあげたくなるもの。

声をかけて頂いたら、喜んで世界に一つだけのお父さんへの逸品、お作りしますよー!

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投稿者プロフィール

Akio Shimada
1971年生まれ。北海道苫小牧市出身。日本各地で木工修行の後、スウェーデンで北欧の木工技術を学び、2007年日本人として初めて「スウェーデン家具マイスター」の称号を得ました。高い技術を誇る木象嵌と家具の製作をしています。

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