職人による象嵌制作風景象嵌(ぞうがん)は装飾工芸技法の一つであり、象(かたどる)、嵌(はめる)、という意味があります。

木象嵌(もくぞうがん)は、木を使った木工芸です。ベースとなる木を、図案となる形に切り抜き、そこに違う木をぴったりとはめ込んでゆく、その緻密な作業を繰り返すことで一枚の絵として仕立ててゆきます。
島田晶夫が手がける木象嵌は、自然の木の色と木目だけを使って製作しています。長い時間をかけ、培われた職人の技と、木を知り尽くした美しい彩色が、鮮やかな「美意識」の世界を作っていきます。

島田晶夫の木象嵌ができるまで

木象嵌の歴史