木のアートをお探しですか?

この木象嵌(もくぞうがん)は、単に板に木を貼ったものではありません。
自然の木を使い、形通りに切り取った木片を、ひとつひとつ嵌めて行く作業を繰り返すことで完成する、世界に一つだけの作品です。
自然の木の色と木目が織り成す、世界でひとつだけの「絵」をご鑑賞ください。

葡萄(ぶどう) W930 H550 ㎜

「美しい」ものを見ると、人は心まで美しくなる・・・。
そんな美しい気持ちを、あなたにも感じてもらいたい・・・、そして時代を越えて愛し続けてもらいたい・・・、それが木工家の私の願いです。

蓮 文箱 (hasu box) W273 D360 H69 ㎜ *A4サイズが入ります
カラー 白 (calla white) W210 H550 ㎜
カボチャ (PUMPOR)W1350 H1970 ㎜
展示会風景 kiitos ( exbition kiitos) 札幌市

 出会いの一瞬は歓びの瞬間であり、美しいものや人に出会った時の人の表情は輝いていると思います。
私は、日々「木」と向き合い、その自然の色や木目という木の持つ本当の「美しさ」を最大限に引き出すことを心掛け、この「木象嵌」を作っています。

たくさんの方に作品をご自宅や仕事場に飾っていただき、「優しい気持ちになる」「毎日見ているのに、毎日感動します」と言ったご感想をいただいています。
中には、「5年経っても、島田さんの木象嵌を見ると、それだけで気持ちが穏やかになるんですよ。木のものって、やっぱり人の心を温かくするんですね。」とおっしゃって下さる方もいます。
実際に象嵌を使ってくださっている方からのお言葉は、心からの励みになり、次の作品を生み出す力になっています。おかげさまで工房を構えてから、一度もクレームを頂いたことがありません。
お作りする方ひとりひとりと向き合い、作品を通し「ご縁」を大切にさせて頂きたいという私の想いをお客様にも感じて頂けているのでは、と思います。

愛犬象嵌 (I love dog!) W500 H500 ㎜
ご結婚のお祝いに 「音楽家のための木象嵌」(for the daughter's marriage) W1024 H624 ㎜

ここでは、作品をご紹介しながら、「出会い」と「想い」に寄り添う「木」と「藝(わざ)」の息吹を感じていただきたいと思っています。

木象嵌は、作る手間や技術の質、デザインを見抜く目など、本当に「見る目」のある方に選ばれています。
リピーターの方がとても多いことは、私の支えであり、作品を作らせて頂くことに感謝の気持ちでいっぱいです。

それでは、この木象嵌は実際にどんなふうに作られているのか?
こちらを動画でご紹介します。一つ一つ木を切り抜き、それを嵌めこんでいくことで一つの作品に仕上がっています。

島田晶夫の木象嵌の作り方 「ルピナス」

一つ一つ手作業ですすめるため、時間と手間がとてもかかります。それでも作品を待っていて下さる方のお顔を思い浮かべながら、丁寧に心を込めて作業しています。

象嵌とフレーム、また象嵌と家具をすべて1から10まで作っている作家はあまり多くはいないと思います。
私にとってはそのすべてが作品です。見えないところまで作り込むこと。それは作家、そして職人として恥じることのない「仕事」への想いを詰めたいと願っているからです。

コーヒーテーブル (small table) ⌀650 H400 ㎜

私の想い  

私が工房を設立したのは、2001年の夏でした。
日本各地での木工修行の後、スウェーデンの工芸学校「カペラゴーデン」への留学・卒業、そして現地での工房勤務を終え、日本に帰国してすぐの事でした。

日本、そしてスウェーデンで学んだ木象嵌、家具の技術を最大限に生かしその技術を私の中で昇華しつつ二つの国の架け橋にもなりたい、そんな想いで始めた工房でした。

それ以来、たくさんの方に支えられて制作活動を続けてこられたことを心から感謝しています。

私の木工の原点は、少年時代に見た一枚の木版画でした。
映りこんだ木目の美しさを見た時の感動と驚きは、私の心に深く刻まれ、三十数年経た今もなお、私の制作活動の支えとなっています。

以来、「木と向き合う」ことだけを考えひたすら制作に打ち込んできました。
どんな空間にも似合う「シンプルな家具」。
自然の木の色、木目を生かして作る「木象嵌」。
日本の直線美と北欧のモダン。
家具職人、木工職人として恥じない仕事をしたい、その想いでこの20年ひたすらに作ることに向き合ってきました。

毎日使う手工具

そして、2007年にその功績を認められ日本人としては初となるスウェーデン家具マイスター(スウェーデン国家資格)の称号をいただきました。
私にとって本当に嬉しい出来事であり、プライドを持って仕事をしなくては、という新しい決意にもなりました。
スウェーデンでの展示会も開催することがあり、架け橋としての仕事にも誇りを持てるようになりました。

そしてマイスターを手にしたことで、自分にしかできない「木仕事」、自分にしかできない作品作りをもっと追求したいと思うようになり、日本ではあまり作る人のいない「木象嵌」と「木象嵌家具」を作る事で、「唯一無二」のものづくりを目指しています。

キャビネット カール・マルムステン デザイン(cabinet design by Karl Malmsten)W1000 H1824 ㎜

数年前、自分の作っている作品が「工芸」なのか「アート」なのかと考えていたことがありました。
そんな時に「藝」と書いて「わざ」と読むことを教えて頂く機会があり、それを知って新しい道を発見したような気持になりました。
「技」を「藝」に変えてゆく。
それは私の作家としての使命であり、打ち込むべき道のように思っています。

そして今、日本の伝統工芸にも挑戦することで、自分の木工技術の更なる髙見を目指しています。

楡(にれ)木画飾箱 W342 D126 H12 ㎜

とても奥の深い、また多くの技の研鑚が必要とされる世界です。
教えを請う先生もいて下さり、少しずつですが自分でも手ごたえを感じる作品を作れるようになってきました。

2021年の東日本工芸展では北海道在住者としては初めて「朝日新聞社賞」をいただくこともできました。
とても励みになりました。

楡木画飾箱 (にれもくがかざりばこ) W132 D315 H115 ㎜
第61回東日本工芸展 朝日新聞社賞受賞作品

これからも、工芸とアートのはざまで、存在感のある作品を作り出すことをテーマにしようと決意を新たにし、今日もまた工房で「木」と向き合っています。
その作品は、唯一無二でありながら、自然であり、人の心に寄り添う温かいものであるように・・・。

そして、何より毎日見る度に新しい感動をしていただけるような作品であるように。
そう心掛けながら、これからも日々精進し、新しい息吹を吹き込む作品を作り出して行きたいと考えています。

島田晶夫 Akio Shimada 工房で作業中

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木竹工展 入選しました。でも・・・

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初入賞叶う!!東日本伝統工芸展で入賞して想う事

2018年11月16日お知らせ

BRUTUS、STVラジオ、そして新聞・・・

2016年7月1日お知らせ

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