2019年も明けてもう1か月が過ぎようとしていますが・・・
改めまして、本年もよろしくお願い申し上げます。

今年も一心に良いものづくりに精進して参りたいと思っています。

さて、とは言え、昨年も末に向かって製作の嵐があり、年末から展示する象嵌の作品展が二つ(どちらも個展)、そして年末年始には札幌市内の催事「匠展」というものに参加していたため、12月とこの1月前半は記憶が定かではないような毎日でした。
実演もやらせていただき、実際に象嵌しているところをご覧いただくこともできました。
作業も進み、一石二鳥です。

お正月休みも例年は一週間ほど頂くのですが、今年は大晦日と元旦の二日だけ。
元旦には家の近くの神社に初詣をしに行ったのですが、毎年引いているおみくじは、数年ぶりの大吉でした。
やっぱり嬉しいものですね。

さて、催事参加中に、他にも面白い経験をさせて頂きました。
子供向けの企画としてお隣のブースで一日だけ開催していた「ふれあいコーナー」で、こんな動物たちと触れ合いました。

体重40kg以下の子供さんなら、この亀さんに乗せてもらえるとの事。
残念ながら、私はもちろん乗れませんので、代わりに亀を抱っこしていいですよ、と。
しかし、重いんです。
抱っこどころか、持ち上げるので精いっぱい。
見た目よりずっと重いんですね、亀って。

でも、考えてみたら、ふくろう、鷹、蛇、亀、みんなものすごく「福」に関連する動物ばかりですよね。
ご利益あるかな~なんて思っていたら、ふくろうと一緒に写真を撮った直後に作品を買ってくださる方がいらして、まさに「福来(ふくろう)」様様でした。
こんなことってあるんですね・・・。

おめでたいといえば、親せきの家で毎年行う子供たちの「大カルタ大会」。
その名の通り、4種類のカルタを一堂に並べて行うもので、従妹の子供たちと合わせて総勢6名の子供と3名の大人で繰り広げたんですが、もう何が何だか訳がわかりません。

ゲゲゲの鬼太郎カルタがあれば、魚カルタもあって、さらにシルバー川柳カルタというのがなかなか笑えて(ブラックな内容なんですが、クスッと笑ってしまうネタが多くて)、さらにことわざカルタなるものも混ざり、結構まじめにやっても全然札が取れず・・・。

終わりがあるのか?と不安になるほどの長い闘いでしたが、子供たちはみんな楽しそうに最後まで真剣で、「毎年これが楽しみなんだよね!」と言う子もいて、こちらとしても心がホッとする時間でした。

この後トランプで神経衰弱もやりましたが、到底小学生の子供たちに敵わず、ただただ歳を感じる結果でしたが、お正月にカルタやトランプをするというのも、なんだか懐かしくて大切なことのような気がしました。
子供達には、ゲームだけではない、みんなで遊べるこういうものを思い出に残してほしいなと思いました。

子供たちの自由研究は、今年は工房で工作です。
上の子は「サッカーゲーム」、下の子は「動く鳥のモビール」でしたが、これがなかなか進まず、家に帰る頃にはみんなへとへとです。

でも、私の工房での仕事の様子なども見せることができ、楽しい時間でもありました。

上の子は春から中学生です。
こうして親子で木工をワイワイと楽しむのはこの冬が最後かな、と思うと少し寂しいような気もしましたが、しっかり思い出に残るといいなと願うばかりです。

さて、そうこうしているうちに、次々と新しい製作も始まり、ふたたび工房にこもって象嵌に打ち込む日々になります。
今年もたくさんの象嵌作品を世に送り出したいと思っています。

こちらは、新しい四季をイメージした作品「結氷」です。

一色だけの木を使い、無着色、無加工で、どこまで表現できるのか。
昨年から挑んでいる新しい挑戦のテーマですが、不要なものを削ぎ落したシンプルな世界観が今の自分の思いと共鳴して、とことん追求してみたいと思います。

昨年もたくさんの方々と象嵌を通じて素晴らしい出会いがありましたが、今年もまた多くの「ご縁」がある年に、自分でも納得の「象嵌イヤー」にしたいと思います。
本年も心よりよろしくお願い申し上げます。

投稿者プロフィール

Akio Shimada
Akio Shimada
1971年生まれ。北海道苫小牧市出身。日本各地で木工修行の後、スウェーデンで北欧の木工技術を学び、2007年日本人として初めて「スウェーデン家具マイスター」の称号を得ました。高い技術を誇る木象嵌と家具の製作をしています。

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